第22作 (難)

第22作  噂の寅次郎

寅さん 初の救急車に乗る🚑

——–予告編———————————–

——–今昔物語———————————–

あとで、きれいな妻のお墓を、の話があるが、冒頭!「寅さんの父親が墓の下で喜んでいる」と。  気がつきづらい伏線! 細かいシナリオ構築

——–おいちゃん体を張る———————————–

・団子の配達が体に効くと、マッサージからの、プロレス技・逆エビ固めっぽくなってしまう(笑)

・おいちゃん  おばあちゃんに飛ばされる。体格負け(笑)

——–見ないで2連発————————————

見ないで① ~ とらやで弁当を食べる際 ~

見ちゃいや② ~ 早苗の引っ越しで下着を ~

——–速い乗り物・連発—————————————

・「速いですね」 パトカー🚔   博にからめた、速い乗り物の連想↓

・「速い乗り物に乗ったってしょうがない」 新幹線🚅

——–<鏡>–対比の反転図式—————————————

①行脚僧(大滝秀治)  瞳(泉ピン子)  

②ラストも、行脚僧(大滝秀治)と会って  瞳(泉ピン子) 

同じ流れから、失恋と結婚で、全く逆の演出。 対比であり反転図式のセンスがグンバツ 👍👍

そもそも今昔物語の出家から僧侶を連想させているところから演出が細かい。さて、しめくくり↓

———再び 今昔物語 反転図式——————————————————————

ここがポイント

「この男は君のような浮気者じゃないんだ」 。。寅さんを浮気者ってちょっと違和感。それが伏線

「今昔物語」を「コンニャク物語」と言ったのは、言葉のニアンスのシャレではない、生き方の対比

今昔物語    ー 出家して僧侶 (悲劇) ー色即是空                                                コンニャク物語 ー 浮気者    (喜劇) -色の道

一本の道を、反対に歩いていく。 同じ旅する者同士。寅さんの生き方を表現した究極の見事な逆図

ただし、

茶の間でやたらに、[ 明るい・暗い ]を連発。寅さんは自分が陰気とを。

浮気者と言われたわりには、下着を見ない。早苗に見ないでと、逆に言われただけ。ラストの瞳にも想像してもいないのに、エッチと逆に言われただけ。

陽と陰は真逆ではなく、+と-というか、逆だが両方に意味があり、どちらかが無意味というものではない、どちらも人生ということなのではないでしょうか。

これは誰も気づかないというか、流石に偶然か。

逆を示唆する図で、早苗の「紅白」の衣装と、階段の「白黒」のパンダちゃん🐼

逆、それは ↓

—- 女難というか、さて、寅さんはの恋は優しい ———————-

寅さんの前世が、今昔物語の主人公

僧侶と寅さんの映像を逆といってたが、両端ではなく、逆も真。 たぶん、寅さんが前世で妻をなくして悲しみが深すぎて、現世では、浮気者と、一人の女性と結婚しない表現なのであろう。

~ 寅さんが僧侶であり、僧侶が寅さんである ~ 演出の鬼↓ 

お互い草履から、構図反転して、寅さんが行こうとしていた向きに、僧侶が行く

実は同一人物という表現。  (寅さんがということでなく思想的な)

ペルソナとシャドウ。表裏一体。進む先は両端ではなく、円で輪廻。

今回もいろいろな愛の形でしたが、「難しい」愛の重層でしたね~ 諸行無常

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